「FSP」とは
POSシステムで蓄積されたデータベースを、簡単に分析し、始業支援に役立てるためのプログラム、それがFSPです。

 「FSP」による顧客分析
簡単な操作でデータを分析することが可能なFSP、その基本機能と具体的事例での有用性をご紹介

 FSPシステム構築例
FSP対応POSシステム「しちへんげ」との中規模システムの構築例と、FSP導入のメリットについて

 FSPシステム機能一覧
FSPシステムの多彩な機能一覧と出力可能帳票の一覧、またオプションについて

 

 

「FSP(Frequent Shoppers Program)」とは

「POSシステムにより蓄積されたデータベースは”データを管理する”ためではなく、 ”データを分析し営業支援する”ためのものである」という発想から開発されたプログラム、それが、「FSP」です。

FSP対応POSシステム「しちへんげ」との連携により、簡単な操作で、営業支援に積極的にデータを活用することが可能になります。

店舗を取り巻く環境と問題点

市場動向
競争がますます激化する小売業界では、客数拡大と顧客単価アップが経営のカギとなり、 いかにして他店との差別化を図るかがキーワードとなっているといえます。

小売店業界が抱える問題点
・顧客カルテは持っているがペーパーレベルであったりと、有効かつ効率的に活用
  されていない。
・「データを管理」する為のDBではあるが「データを分析し営業支援する」為のDB
  ではありえない。
・現場で使いこなせる実効性のあるシステム導入ができていない。
・リピート率を上げる為のタイムリーな販促ができていない。

「FSP」の可能性

 FSPを分かりやすく言うと顧客の囲い込み手法の事です。

例えば、航空会社の マイレージサービスは、飛行機を利用すればマイレージが溜まりますが、 その特典が大きければ大きいだけお客様はリピーターとして 固定客化していく狙いがあります。現在はその機能をさらに発展させ、飛行機に関係の無いお買い物やタクシー利用までも マイレージに組み込んだ形で提案し、固定客化が進んでいると言われています。

アメリカのある小売業で分析したところ(いわゆる顧客のABC分析) 上位20%の顧客(優良顧客)で店の売上の75%をカバーし、その金額は下位20%の顧客の50倍にあたることが実証されたと言う情報があります。 (この金額は分析会社によって多少前後します)

「すべての顧客は平等ではない」と言う大原則に基き 従来のチラシや特売と言ったマスマーケティング手法から脱却し ワンツーワンマーケティングを実現しようと言う動きと結びつきます。 実際特売品の多くは下位20%のバーゲンハンターにゲットされ 優良固定顧客への恩恵は少ない事からも販促の在り方も問題視されています。 その販促費用を売上に応じて個別に振り分けてさらに優良顧客を 固定化していく戦術です。

※優良顧客を固定化していくためにサービスを差別化していく考え方


FSPとは、顧客の購買履歴をもとに、顧客の望む商品に焦点をあてたプロモーションをも実現する顧客データーシステムとも連動させて、たとえば店舗の端末に カードをさしこめば「○○様への本日の特別価格は○○が店頭価格○円のところ ○円の割引価格でご提供させていただきます。」と表示され レジで自動的に割り引きされる仕組みも可能となります。(個別にご相談させていただきます)

もし、これがすぐに実現できれば先行者利益の大きい小商圏化時代を勝ち抜く 画期的なマーケティングシステムであると言えると我々は考えております。